近年、LINEの友だち追加をきっかけに「誰でも簡単に稼げる副業がある」と誘い、実際には高額な金銭をだまし取るらくNAVIという詐欺が急増しています。
最初は「無料で始められる」「すぐに収益が出る」といった甘い言葉で信頼を築きますが、次第に追加費用や投資を要求され、最終的には出金もできないケースが多発しています。
もし誤ってらくNAVIに登録してしまった場合は、絶対に入金しないことが重要です。
しかし、すでに被害に遭い、困っている方も少なくないでしょう。
らくNAVIのような副業による詐欺被害は、「もう取り戻せない」と諦めてしまう人が多いのも事実です。
しかし返金請求の手続きを取ることで、失った資金を取り戻せる可能性が残されています。
丹誠司法書士法人は、詐欺被害金の返金サポートに強い事務所として、多くの依頼者から高い評価を得ています。
副業詐欺・情報商材詐欺など、複雑な案件にも豊富な経験を持つ司法書士が迅速に対応。初期費用を抑えた成功報酬型のため、費用面でも安心して依頼できます。
詳細な料金体系や解決事例は、以下の公式サイトからご確認ください。
株式会社KYOYU「らくNAVI」は詐欺?結論

らくNAVIが詐欺副業かどうか、様々な視点から怪しい点を調べてきました。ここではまずらくNAVIは詐欺かどうかとその理由を書いていきます。
- 所在地が怪しい
- 最初から別のLINEアカウントに誘導される
- 利用規約や料金体系が不明瞭
- 「実績」「評判」に信ぴょう性がない
- 副業の中身が違う
- 口コミ評判で被害報告がある
主にこの6つの点から、らくNAVIは詐欺である可能性が高いと判断しました。
この記事では、先ほど挙げた理由を一つひとつ丁寧に解説していきます。らくNAVIに関連して被害に遭った、あるいは不安を感じている方も少なくないと思いますが大丈夫です。
この記事を読み進めていただければ、何が問題なのか・どこを確認すべきか・今すぐ取れる対処まで、解決に向けた道筋が分かるよう構成しています。
株式会社KYOYU「らくNAVI」について

「そもそもらくNAVIって何なの?」と疑問に思う方も多いでしょう。気づかないうちに登録していたり、SNSやメッセージアプリを通じて誘導され、そのまま利用してしまうケースも珍しくありません。
そこでまずは、詐欺被害を避けるための第一歩として「らくNAVIとはどんな副業なのか」を整理しておきます。
あらかじめ背景を理解しておけば、仮に利用を勧められたり広告を目にしたりしたときも、冷静に判断できるはずです。では具体的に見ていきましょう。
株式会社KYOYU「らくNAVI」の広告内容
らくNAVIとは株式会社KYOYUが運営している副業情報の紹介サイトであり、公式サイトでは「ラクで簡単・スキマ時間を活用して月収10万円を実現」といったキャッチコピーが大きく掲げられています。
- スキル不要: 特別な資格や専門知識がなくても誰でも始められる
- 初期費用不要: 登録料や教材購入費用などの初期投資は一切かからない
- 完全在宅OK: パソコンを持っていなくても、スマートフォンさえあれば自宅から取り組める
- 月収10万円以上稼ぎたい人向け: 高収入を求める利用者を強く意識した訴求
- 全て無料でスタート可能: リスクを負うことなく気軽に始められると強調
これらの説明を組み合わせることで、まるで「初心者でもゼロから安心して始められ、確実に稼げる」かのような印象を与える構成になっています。
株式会社KYOYU「らくNAVI」の概要

株式会社KYOYU「らくNAVI」の概要を表でまとめると、以下の通りです。
らくNAVIの概要 | |
---|---|
名称 | らくNAVI |
URL | https://raku-navi.link/match/index.html |
運営会社 | KYOYU Co., Ltd.(株式会社KYOYU) |
会社登録国・地域 | 日本 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビル32階 |
代表者名 | 伊藤 響 |
メールアドレス | info@raku-navi.link |
電話番号 | 不明 |
こちらに掲載しているのは、株式会社KYOYUが提供する「らくNAVI」について詳しく整理した表です。
公式サイトの記載が正確で安心できる内容か、会社情報などを順番に確認していきましょう。
らくNAVIの特定商取引について
特定商取引に基づく表記の記載概要は下記の通りになります。
会社名 | KYOYU Co., Ltd.(株式会社KYOYU) |
所在地 | 東京都新宿区西新宿1-26-2 |
info@raku-navi.link | |
商品代金/商品以外の代金 | なし |
「特定商取引法に基づく表記」に記載されている情報は、一見すると少なく感じる方もいるかもしれません。
しかし、らくNAVI自体が副業サービスそのものを直接運営しているわけではなく実際の副業案件を提供する立場ではないため、必要最低限の情報が揃っていれば法的には問題ない範囲と考えられます。
所在地が怪しい

所在地として記載されている「新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階」について調査したところ、レンタルオフィスとして提供されている住所であることが確認されています。
副業情報や投資関連サービスを提供する事業者が、固定のオフィスではなくレンタルオフィスを登記先として使用している場合、一般的な企業と比べると信頼性が低いと感じられる要因となります。
連絡先が乏しい
連絡先を見ると、公開されているのはメールアドレスのみで、電話番号の記載はありません。
問い合わせ手段が限られている点も、万一トラブルが起きた際に連絡が取れなくなる可能性があり不安材料です。
株式会社KYOYU「らくNAVI」に登録して分かった怪しい点

副業をする際には、選ぶ段階からどれだけ慎重になれるかが重要です。
らくNAVIに実際に登録して信頼性に関して調べてみたところ、以下の通り怪しい点があることが分かりました。
別のLINEアカウントへ誘導される
らくNAVIの公式LINEに友達登録すると、挨拶メッセージの直後に「副業紹介を行う別のLINEアカウントを追加せよ」と指示されます。
いきなり別のLINEへ橋渡しする形で、らくNAVI自体は直接副業を紹介せず初回の仲介役に徹しているようなのです。
らくNAVIに登録する意味自体が薄く、登録後すぐに他へ丸投げされる仕組みには疑問を抱かざるを得ません。
増えていく連絡先
らくNAVIに友達追加をしただけでは完結せず、次々と新しいアカウントへの登録を強いられます。
問題なのは、最初に登録した「らくNAVI」の公式アカウント以外は、特定商取引法に基づく表記や会社概要といった基本情報が一切見当たらないという点です。
正体が不明のまま複数のアカウント登録を強要される状況は、極めて不透明で不信感を募らせる要因となります。
利用規約や料金体系が分からない
らくNAVIのサイト上に明確な利用規約のページは見当たらず、プライバシーポリシーはあってもサービス利用条件の詳細は曖昧です。
料金に関しては「全て無料でスタートできる」と宣伝されていますが、紹介された副業に進むと結局「マニュアル購入」「手数料支払い」など金銭要求が待ち受けています。
このような手口は悪質であり、稼ぐはずが逆に支払いを求められたら、それは詐欺を疑うべきサインです。
「実績」「評判」に信ぴょう性がない
らくNAVIは「実績ある人気案件だけを厳選」などと謳っていますが、実際にはそれを裏付けるデータや利用者の声が一切ありません。
具体的な作業内容についても収益の仕組みや本当に月10万円稼いだ人がいるのかなど信頼できる情報は一切記載されていません。ネット上で「らくNAVIで稼げた」という口コミを探しても全く見当たらず、Yahoo知恵袋やSNS上にも利用者による客観的な評価が一切確認できませんでした。
副業サービスとしてこれは極めて不自然であり、「稼げる」という宣伝文句は虚偽であると判断するのが妥当です。
副業の中身が最初と異なる
副業情報として提示されるのは「プレゼントジャンボ」という謎の抽選企画でした。
この「プレゼントジャンボ」は一見、賞金が当たる懸賞のように思わせますが、過去の当選金詐欺案件と酷似しており詐欺である可能性が極めて高いです。
つまり、らくNAVIに登録すると最終的には当選金詐欺サイトに誘導されて終わりというわけです。
らくNAVIの口コミ・評判では詐欺への誘導との声あり

らくNAVIについて口コミ情報や評判について調べたところ、口コミがありました。
具体的には、以下のような声が挙がっています。
- 完全に詐欺!もう二度と引っかからない。
- らくNAVIという副業サイトに登録してしまって被害に…同じような人いませんか?
らくNAVIのXでの口コミ
Xでは、らくNAVIに関する口コミや評価に関する有益なポストは見つかりませんでした。
らくNAVIのYahoo!知恵袋での口コミ
らくNAVIに関して、Yahoo!知恵袋に関する口コミや評価に関する有益なポストは見つかりませんでした。
らくNAVIの掲示板などでの口コミ
らくNAVIに関して、掲示板などでは以下のような口コミがありました。
完全に詐欺!もう二度と引っかからない。
副業のつもりで「らくNAVI」に登録したら、たった数分で「当選金手数料」と称して2万円振り込まされ、当然お金は戻らず。LINEも即ブロックされたし…完全に詐欺!もう二度と引っかからない。
このような場合は、やり取りの履歴や振込明細などの証拠を保存し、警察や消費生活センター(188)に相談してください。振込先口座が分かる場合は、金融機関に連絡して口座凍結を依頼することも大切です。
また、登録時に渡した個人情報が悪用される可能性があるため、不審な連絡が来ても応じず、必ずブロックしましょう。
連絡が途絶えてお金が戻ってこない
副業で稼ぎたくて、SNS広告で見かけた「らくNAVI」に軽い気持ちで登録しました。LINEで「不労で副収入」「ハッピーライフ」といった複数のアカウントに誘導され、最終的に「プレゼントジャンボ」とかいう当選金案件に誘導されたんですが、案内どおりに振込をしたらそのまま連絡が途絶えてお金が戻ってきませんでした。
全部で2万円ほど支払っただけですが、精神的にもショックです。同じような経験をされた方、いませんでしょうか?返金や対応した方がいれば教えてほしいです…。
このような場合は、LINEのやり取りや振込明細などを証拠として残し、警察や消費生活センター(188)に相談することが大切です。振込先口座が分かる場合は金融機関に凍結を依頼してください。
また、返金交渉や相手への通知を検討する際には、司法書士など専門家に相談するのも有効です。司法書士であれば少額の被害でも対応してもらえるケースがあり、被害回復に向けた一歩となります。
株式会社KYOYU「らくNAVI」のような副業で行われる詐欺の流れ

そもそもらくNAVIのように知名度がほとんどなく、一般的な人には聞きなれない副業に、ユーザーは一体どのような経路でたどり着くのでしょうか?
まずはらくNAVIのような副業に誘導されるまでを見ていきましょう。
甘い勧誘に申し込んでしまう
最初の入口となるのは、多くの場合 InstagramやX(旧Twitter)、さらにはLINEのオープンチャットなどに掲載されている「副業広告」 です。こうした広告には「空き時間にスマホで簡単作業」「1日30分の作業で1万円が稼げる」といった、誰にでもできそうで魅力的に聞こえる甘い誘い文句が並んでいます。
これらの広告をタップすると、 LINEなどのメッセージアプリの個別アカウントへ誘導 されます。
つまり、最初から副業を探して見つけるのではなく、広告からの流入によって自然に仲介者を経由する形が仕組まれているのです。
そこで現れるのが「担当者」と名乗る人物です。

このような言葉をかけてきて、相手の警戒心を少しずつ解きほぐしていきます。利用者は「この人になら任せても大丈夫かもしれない」と思い込んでしまいやすいのです。
こうして、不自然に見えるはずの仕組みを自然な流れに見せかけ、ユーザーをらくNAVIのような副業へ誘導する準備段階が整えられていくのです。
登録後に次々と追加要求が出る
実際に勧誘に応じてみると、最初に説明されていた話とは少しずつ内容が食い違っていくことがよくあります。
最初は「誰でも簡単に稼げる」「無料で始められる」と強調していたにもかかわらず、いざ手続きを進めていくと追加の登録や新たな支払いを求められるケースが多発します。
こうした流れは偶然ではなく、「ここでやめたら今までの努力や支出が無駄になる」と考えてしまい、引き返すことが難しくなります。
結果として、被害者は冷静な判断力を失い、さらなる支払いに応じてしまうのです。
「もっと稼ぐには課金が必要」と言われる
一通りの登録や初期作業が完了すると、詐欺業者は次の段階へと進みます。

「このままでは大きな利益は出せない」



「もっと高額なプランに参加すれば確実に稼げる」
このような言葉で利用者を揺さぶり、さらなる支払いを促してきます。
情報商材系の詐欺
典型的な例として挙げられるのが、情報商材系の詐欺です。
最初は「無料で始められる」と説明していたにもかかわらず、途中で「本当に稼ぐには有料プランに入会する必要がある」と告げられます。
こうした状況では、



「ここまで来たのだからやめられない」



「支払えば本当に稼げるかもしれない」
このような心理に付け込まれ、支払いに応じてしまう人も少なくありません。
当選金詐欺
当選金詐欺においても同様の手口が見られます。
偽の当選画面で「高額賞金が当たった」と信じ込ませたうえで、「当選金を受け取るには手数料○万円が必要」と要求するのです。
このように、最初は小さな負担から始まり、次第に高額な支払いを求めてくるのが詐欺案件の典型的な特徴です。
被害に気付くも時すでに遅し
約束されていた利益や当選金が全く得られないことで、ようやく被害者は騙されたことに気付きます。
しかし、その時点で支払った金額の返金は極めて困難です。詐欺業者はこちらからの連絡を断って逃げるか、あるいは中間紹介役であれば「当社は紹介しただけなので責任はありません」と責任逃れをします。
こうして被害者は泣き寝入りを余儀なくされるケースが大半です。
株式会社KYOYU「らくNAVI」などで詐欺にあってしまった場合の相談先


ここまで見てきたように、詐欺業者は 小さな「お試し報酬」で利用者の信頼を勝ち取り、その後は巧みに心理を操りながら次第に高額な入金を迫っていく という手口を使います。
では、もしも実際にこうした被害に遭ってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。泣き寝入りしてしまう前に、頼れる相談先に早めに行動することが重要です。
この章では、弁護士・警察・金融機関・司法書士など、被害に直面したときに相談できる代表的な窓口について、それぞれの特徴や役割を詳しく解説していきます。
弁護士
弁護士は、詐欺被害に遭った際に 最も強力で信頼できる相談先 のひとつです。詐欺被害金の返金請求や損害賠償請求など、法的な手続きを代理して進めることができ、裁判所を通じた正式な法的対応も可能になります。特に、海外業者が絡む投資詐欺や高額な被害額の場合には、弁護士の力なくして解決するのは極めて困難です。
ただし、その分コストも無視できません。
- 「着手金」
- 「成功報酬」
- 「相談料」
このような費用が発生するため、被害額と弁護士費用のバランスを見極める必要があります。
警察
警察は、被害届を受理することで事件を 刑事事件として捜査・立件 し、詐欺師を逮捕できる可能性を持っています。犯罪行為を取り締まる役割を担っているため、被害が広がる前に動いてもらうことで、加害者側に対して強い圧力をかけることができます。
ただし注意が必要なのは、警察の役割はあくまでも「犯罪の捜査と加害者の処罰」であり、被害者自身が失ったお金を取り戻すことまではしてくれない という点です。
また、被害額が比較的小さい場合や、相手が海外サーバーや匿名口座を利用している場合には、「捜査対象外」とされてしまうケースも珍しくありません。
そのため、警察への相談は「加害者を追及してほしい」ときに有効であり、「返金を目的とする場合」は別の相談先と併用する必要があります。
金融機関(銀行・クレジットカード会社)
振込やカード決済直後であれば、銀行やカード会社に連絡することで 支払いを停止できる可能性 があります。特に詐欺被害に気づいてすぐに行動できた場合には、送金先の口座を凍結し、資金の流出を防げる場合もあります。そのため、詐欺に気づいたら最初に連絡すべき相談先のひとつだといえます。
しかし、時間が経過してしまった場合は状況が一変します。数日経ってからでは、送金先の口座はすでに空になっていることが多く、回収はほぼ不可能です。
さらに、タスク型詐欺アプリの多くは 暗号資産(仮想通貨)や海外送金 を利用しているため、国内の金融機関だけでは対応が難しいケースも目立ちます。こうした場合には、専門家と連携して対応を検討する必要があるでしょう。
司法書士
司法書士の中でも「認定司法書士」と呼ばれる資格を持つ人であれば、140万円以下の金銭トラブルについて簡易裁判所で代理権を持ち、返金請求を進めることができます。特に被害額が数十万円から100万円前後というケースが多いタスク型詐欺では、司法書士の対応範囲に収まるケースが非常に多く、現実的な選択肢となります。
弁護士に依頼する場合と比べて費用が抑えられる点も大きなメリットです。「高額な弁護士費用を払うほどではないが、自力での対応には限界を感じる」といった状況では、司法書士が最も適した相談先となるのです。
結論:らくNAVIは危険な詐欺であり、司法書士への相談が現実的な解決策


らくNAVIを利用した詐欺では、司法書士に相談するのが最も現実的で費用対効果の高い選択肢 だといえます。
大切なのは、被害に気づいた時点で 一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談すること です。
泣き寝入りせず、冷静に一歩を踏み出すこと。これこそが、詐欺からお金と生活を取り戻すための第一歩なのです。
丹誠司法書士法人ではプライバシー保護を徹底しており、秘密厳守で手続きを進めてくれます。周囲の目を気にすることなく、安心して返金交渉を任せたいという方に最適な選択肢の一つと言えます。